電力自由化のメリットとデメリット

- スポンサードリンク -

自分のライフスタイルに合わせて電力会社を選べるようになる【電力自由化】は2016年4月から切り替えが開始。事前申し込みは2016年1月より開始されます。最近よく耳にする【電力自由化】。料金メニュー・プランを検討し、消費者が電力会社を自由に選べるようになりますが、現在契約している電力会社から新規参入する電力会社に切り替えることでどのようなメリット・デメリットがあるのでしょう。

電力自由化のメリット

① 電力会社を自由に選べる
今まで私達は地域の電力会社と契約し、家庭や商店などに電気の供給供給を受けていました。2016年4月より開始される電力自由化により、新たに参入した電力の小売業者と自由に契約できるようになります。新たに参入した電力小売業者は、ガス会社や通信会社・石油会社や旅行会社なども含め2016年1月18日時点で約130社電力会社によってさまざまな料金プランやサービスがあり、各社と比較して自分のライフスタイルに合った電力会社と自由に契約できます登録電気小売業者一覧←(2016年1月18日時点)

②お得なセット割
電力自由化により参入した通信会社や石油会社、ガス会社にはお得なセットプランも用意されています。例えば携帯電話などの大手通信会社では、携帯やスマホと電気をセットにすることでお得になる料金プランやポイントのサービスなどが用意されています。また石油会社などでは電気を2年間契約することでお得になる長期割引やポイントサービス、ガソリンなどの割引も開始されます。

③料金請求をまとめて管理
通信会社やガス会社などの電力会社と契約すると、【携帯料金+電気料金】・【ガス料金+電気料金】など、請求をまとめて管理できるのもポイントのひとつ。今まで別々に支払いをおこなっていたものをひとつにまとめて管理できるので、個々におこなっていた料金の振込や支払いの手間が省けます。

④環境にやさしい電気
太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーで発電した環境にやさしい電気。このような環境に配慮した電気を求める声も多く、ニーズに応えるよう対応が進んでいます。

電力自由化のデメリット

①新規業者からの電力供給の不安
現在契約している地域の電力会社(東京電力や関西電力など)以外の電力小売業者の参入に伴い、それらの電力小売業者と契約した場合安定した電力供給がなされるのかということも不安要素のひとつ。技術力や設備などが不十分なのにもかかわらず、利益優先で経営を進める業者がないとは言い切れません。しかしトラブルなどにより電気が十分に供給されなくなった場合、既存の電力会社が不足分を補うことになっています。また万が一電力が不足した場合、小売業者は既存の電力会社に罰金を支払うというペナルティが課されています。電力小売業者側もペナルティを受けないようなるべく安定した供給をしようとしますし、もしもの場合は既存の電力会社が不足分を補ってくれるということで過度な不安は持たなくても大丈夫かと。

②電気料金の値上げもある?
電力自由化によって電気料金などで各社の競争が予想されます。既存の電力会社の電気料金は国が審査をし高くなり過ぎないよう規制をしていました。既存の電力会社は2020年まで今までの料金体制で対応が可能ですが、それ以降どうなるのかまだ未定の状態。万が一料金規制が廃止されれば、電気料金の値上がりもないとは言えません。また現に諸外国では天然ガス・石油・再生可能エネルギーの買取費用が高騰したことによって、電気料金が値上げされています。電力自由化開始直後は各社の競争も激しく電気料金の値段も下がる可能性は大きいですが、日本にも諸外国のようにこういった問題が起こりうるためこの先電気料金が値上がりしないという保障はありません

③電力会社の切り替えが不可能なマンションもある
基本的にはマンション・アパートでも戸別に電力会社を切り替えることが可能。しかしマンション自体が【高圧一括受電契約】をしている場合、戸別に電力会社を切り替えることができません。お住まいのマンションが高圧一括受電契約をしているのか気になる方は、管理組合などに確認してみましょう。※高圧一括受電契約=マンション一棟全体で電力会社と高圧契約をすること

④引越しと電力切り替え期間
電力自由化で電力会社を切り替えた場合、電力会社と余裕の日数をもって先に契約を済ましておかないと引越し当日に電気が供給されていない可能性も出てきます。電気の切り替えは約4日~2週間ほどかかります。引越し先の電気メーターがスマートメーターでない場合、スマートメーターに交換するため工事をしないといけないという場合もあります。工事の日程は電力会社から連絡があるため、なかなかコチラの都合がいい日に・・・というわけにもいきません。また電力自由化が開始される2016年4月前後には事前予約の殺到が予想されるため切り替え期間がさらに伸びてしまうという可能性もありますので、引越しをお考えの方は注意が必要です。

まとめ

電力自由化によって各社の安くてお得なプランでの電力供給が見込めますが、2020年以降どうなるかは定かではありません。当面は既存の料金価格で供給されるのですぐ値上がりするというわけではありませんが、ざまざまな小売業者が参入するということもありいろんな不安もでてきます。今後ガスや石油などの高騰の可能性など、長い目で見てみると少し不安要素が残ります。電力自由化によって料金にどのくらい差があるのか。シミュレーションを使って比較してみるのもいいかもしれません。電気料金シミュレーション

関連記事

電力自由化と電力会社の切り替え

- スポンサードリンク -